|
○ 新・十日町市長選挙への立候補表明者に対する公開質問の回答内 容について(2005.4.12公表) ○ 新・十日町市長選挙への立候補表明者に対する公開質問の実施 (2005.3.18) 公式合併により、4月1日に新しい十日町市が誕生します。 すでに5名の方が市長選への名乗りを上げています。 NPO魚沼ゆうきでは、立候補表明をされた方々がどのような政策を掲げられている のかをお聞きし、広く公開することを目的として、公開質問をお願いしています。 公開質問をお願いしたのは、次の5名の方です。 白川勝彦氏、滝沢信一氏、田口直人氏、樋口利明氏、村山 薫氏(以上、五十音順) <立候補表明者への依頼文書(概要)>
<質問項目>
<NPO魚沼ゆうきの概要と環境農業による地域農業振興の提案> 1.設立の経過 ○ 平成11年に川西中学校給食センターで「生ゴミの堆肥化実験」が始まったことを うけ、翌12年春に10人の有志で「魚沼ゆうきの会」を結成し、生ゴミの堆肥化と それを利用した農産物の試験栽培に取り組みました。 ○ 平成13年6月に「NPO魚沼ゆうき」に発展的に移行し、9月には生産行程管理 者として自然農法センターから「JAS認定」を受けました。 ○ 販売力の強化を図るため、NPO役員有志が出資し「株式会社魚沼ゆうき」を設立 し、有機米の販売のほか、発芽米の製造・販売等を開始しました。 ○ 平成16年度の会員は27名、有機栽培面積は約20ha、出荷重量は約60tを 見込んでいます。 2.現在の活動内容 ○ 正会員に対して、有機栽培の技術向上等を目的とした研修会等を実施しています。 ○ 支援・賛助会員を中心に、田植えや稲刈りの体験イベントを実施し、近郊の小学校 からも参加いただいています。 ○ 小学校や幼稚園でのバケツ稲作りや学校教育田の援助を行っています。 ○ 環境農業塾を昨年12月に立ち上げ、広く参加を呼びかけています。 3.有機農業振興上の課題 ○ 栽培においては、多くの労力がかかり(特に除草)、害虫や病気に対して速効性の ある決め手がなく、特に野菜の場合はいわゆる「商品価値」の高い農産物の安定的な 生産に苦慮しているのが現状です。 ○ 販売においては、生産者としては「有機栽培による付加価値」を求めていますが、 一般農産物よりも高い価格で販売することが難しいのが現状です。「形が揃っていな いこと」「虫害が防ぎきれないこと」「安定的な数量確保が難しいこと」「品目が限 られていること」なども原因と考えられます。 ○ これらのことから、有機農業(無農薬・無化学肥料栽培)に取り組むことが経済的 メリットにはつながっていない現状があります。 また、JAS認証を受けた場合は、「使用できる資材が限られており、製造業者の 証明書が必要であること」「各種書類を整備し、毎年検査を受けること」「有機栽培 ほ場とそれ以外のほ場とで機械・施設の使用を区分すること」「有機栽培ほ場とそれ 以外のほ場とで一定の距離が必要であること」など、様々な制約があります。 有機農業に取り組んで、さらにそれを拡大していくためには、有機農業に取り組む 農業者の努力はもちろんですが、家族や地域農業者の理解が不可欠であり、消費者や 行政、農業団体等の支援をいただけると大きな力になります。 4.今後の活動方向 ○ 栽培品目や栽培数量の拡大、安定的な販売先の確保などに取り組みます。栽培技術 の向上のため、内部研修のほかに、一般にも広く呼びかけた技術講座(4回程度)の 開催を検討しています。 また、新たな会員の確保にも力を入れます。 ○ 各種イベントや環境農業塾、学校教育田など、地域との連携活動を引き続きすすめ ます。 5.環境農業を通じた地域農業振興 ○ 地域内の農業を有機農業に切り変えることは、多くの制約があると考えています。 しかし、「環境にやさしく、生産者と消費者がお互いに納得・共存できる『望まし い農業』」を地域内で広めていくことは重要だと考えています。 ただ単に、「形が揃って見た目が良く、ある程度安全で、安ければよい」というの では、国産農産物は輸入農産物にとって代わられてしまいます。 ○ 仮に生産者も消費者も納得できる「望ましい姿」があると仮定します。 農産物そのものの「望ましい姿」はもちろんですが、生産方法やほ場条件などにつ いても「望ましい姿」があると思いますし、価格設定についても「望ましい姿」があ るのではないでしょうか。 このような「望ましい姿」を生産者が目標とし、消費者や行政が支援することで、 地域農業の振興や食料自給率の向上につながると考えています。 この「望ましい姿」を「環境農業」と名付けています。 「環境農業」は規模の大小にかかわらず取り組むことが可能で、しかも、地域から 支持されることで、農業経営の安定がはかられ、後継者育成につながると期待してい ます。 ○ 「環境農業」をすすめていくためには、多くの方に農業について関心を持っていた だき、この地域で将来どのような農業を目指すのかについて、十分な話し合いが必要 だと考えます。 みなさんからご意見をお寄せいただきますよう、お願いします。 参考1:環境農業を提案する背景 <農業を取り巻く情勢はどうなっているのだろうか>
<消費者はどう考えているのだろうか>
<地域農業の存続・発展には何が必要だろうか>
参考2:環境農業のイメージ
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||